貪瞋痴(とんじんち)の三毒

~依存症者と家族を勇気づける言葉~
『貪瞋痴(とんじんち)の三毒』

貪瞋痴(とんじんち)の三毒

数ある煩悩の中で「貪りの心」「怒りの心」「愚痴の心」の三つを、人間をいちばん苦しめる毒薬という意味で「三毒」とよんでいる。
*仏教では「怒り」を「瞋り」の字で書く

「貪(むさぼ)りの心」とは、
自分の好きなものに執着し、欲のために心が病気になることである。白隠禅師の歌に、「知者も善者も浮き世を見るに色と金には皆迷う」とあるように、色と金に迷う人が一番多いようであるが、「欲を心から離れてみやれ 何がなくとも充分じゃ」となりたいものである。

「怒りの心」とは、
自分の嫌いなものに対して反発したり腹を立てたりする心をいう。怒りの心が、どのくらい自分自身を苦しめるかは、喧嘩をした時の不愉快さを思い出してみればよく分かる。さらに怒りがこり固まって恨みとなると、かなり重症である。怒りは人を損なうことが大きいけれども、反省して改めれば比較的退治しやすい煩悩と言われ、怒りの病に対しては「忍」が治療法である。忍とはひたすら耐え忍ぶといった消極的なことではなく、自分の気に入らないことがあっても腹を立てずに冷静に対処できる積極的な心のことである。

「愚痴の心」とは、
「道理をわきまえない愚かな心」
と説明されている。全てのことを自分の思い通りにしたい、
自分だけは年を取らず病気にならずいつまでも生きていたい、
好きな人とだけお付き合いして嫌いな人は顔も見たくない、というわがままな心のことである。
この愚痴の心は「無明」とも呼ばれ、迷いの心の根源とされる。

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