~依存症者と家族を勇気づける言葉~
『この世の最上のわざは何?』
「この世の最上のわざは何?」
楽しい心で年を取り、働きたいけれども休み、しゃべりたいけれども黙り、失望しそうなときに希望し、従順に、平静に、おのれの十字架を担う
若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、弱って、もはや人のために役立たずとも、親切で柔和であること
老いの重みは神の賜物
古びた心に、これで最後の磨きをかける
まことの故郷へ行くためにおのれをこの世につなぐくさりを少しずつ外していくのは、
真にえらい仕事こうして何もできなくなれば、それを謙虚に承諾するのだ
神は最後に一番良い仕事を残してくださる、それは祈りだ…
手は何もできない、けれども最後まで合掌できる愛するすべての人の上に、神の恵みを求めるために
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう
「来よ わが友よ 我汝を見捨てじ」とヘルマン・ホイヴェルス著「人生の秋に」