2019年3月23日開催『依存症者と共に生きる』ワークショップ開催報告

ワークショップ開催報告

■日時:2019年3月23日(土)AM10:00-PM6:00
■会場:東京都江東区亀戸3-61-22尾崎ビル2F

上記日程にてワークショップを開催いたしましたので、報告いたします。

■テーマ:『大切な人を依存症から救いたい』

 

■内容:支援者としての家族のあり方

【1】陰性感情をやわらげ、陽性感情を呼び覚ます
【2】考え方・見方を変える
【3】コミュニケーションを変える
【4】イネイブリングから降りる
【5】治療を勧める
【6】家族自身の生きがいを見つける

■バウンダリー(境界線)ワーク
【1】スプリンクラー
【2】自立(共依存)と依存
【3】支配的(依存症者)な人と迎合的(共依存症者)な人
【4】回避的な人(共依存症者)
【5】無反応な人(依存症者)
【6】コミュニケーションのワーク

 

ワークショップに 参加して

1月19日(土)に行われたワークショップに参加しました。 いくつかのワークを提供していただいた中で、私が印象に残っているワークは、母親役と子(娘)役が向き 合う場面から始まり、その背景には祖母が居て、曾祖母がいて・・連綿と続いてきた母と子の、そして家族 の歴史を、実際に体感してみるというものでした。向き合う方向や役割を変えたり、一歩離れてその一連 の繋がりを俯瞰してみると、現在(いま)、自分が存在しているのは、決して当たり前のことではなく、ご 先祖様が出会うご縁があり、母から子へ、子からまたその子へと受け継がれてきたものがあったからなんだ、 という事実を改めて確認することができました。ワークの後、他の参加者の方と分かち合いの時間をもち、 自分の母や祖母、そして子供との様々な思い出を語り合っているうちに、受け継がれてきた大切なもの、 手渡していきたい大切なものがあって、その繋がりの一部として自分がいるのだということに気づき、その役 割をしっかりと果たしていかなければ、という思いに至りました。同時に次の世代に、大切なものがうまく手 渡せているのだろうか?支援者になれているのだろうか?という思いにもなり、自分自身を見つめ直すきっ かけを与えてもらったワークでした。次回のワークショップにも参加する予定でいます。どうも有難うございまし た。
D.Y.

 

お問い合わせ先

ひとりで悩まずにまずは私たちにご相談下さい。

家族は被害者でも加害者でもありません。支援者です。
私たちは依存症の当事者とその家族の方を応援しています。

経験豊富なスタッフが丁寧にお話を聞かせていただきます。

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FAXはこちら:03-3683-3237
 icon-clock-o 営業時間:火曜〜土曜 9:30〜18:30
※定休日(日・月)のカウンセリング応相談

家族の働きかけで当事者を治療につなげていきましょう

当事者の回復には次のことが欠かせません。

家族が依存症の正しい知識を学ぶこと
家族が当事者に対する適切な対応を学ぶこと

家族の薬物・アルコール・ギャンブルなどの依存症に対し、どのような対応ができるかを学ぶためのハンドブックを無料でダウンロードできます。