依存症者に対するパターンを変えるためのワーク・相手の手首を取る

今回は「パターンを変える – 相手の手首を取る」をご紹介します。

このワークは、非常にシンプルなやり方です。 シンプルではありますが、家族が依存症の当事者と向き合う上で、大切な気付きを見つけ出すことに狙いがあります。

相手の手首を取る

まず、2人1組になって、向かい合って立ちます。

次に、片方の人が、相手の手首を取ります。
手首を取ったら、いったん手を離して元の状態に戻ります。

違うやり方で相手の手首を取る

今度は、さっきと違うやり方で相手の手首を取りましょう。

役割を交代して同様に手首を取る・取られる体験をしたら、手首を取られた側、取った側のそれぞれがどんな感覚だったか、何を思ったかを話し合いましょう。

 

手首を取られた側は、1回目と2回目でどう違ったか?
手首を取った側は、2回目に手首を取る時にどんな変化をつけようと思ったか?

「手首を取る」という、単純な動作であるにもかかわらず、そのやり方が少し変わるだけで、取られた側の感覚や印象はかなり変わることが体感できるはずです。

例えば、ワークの開始と同時に、いきなり「相手の手首を取って下さい」
と言われると、半ば戸惑いながら、とにかく相手の手首を掴もうとするでしょう。

2回目に、「こんどはやり方を変えて」と言われると、手首を取られる側の気持ちを考えて、やさしい持ち方にしてみたり、「さっきと違うやり方はどんなのがあるかな?」と、遊び心を入れてみたりと、手を使ったコミュニケーションを楽しむようになれば、その楽しさは相手にも伝わるはずです。

この体験から、どんなことが学べるでしょうか?

いつも当事者に対して、同じ考え、同じ態度で接していて、思うようにコミュニケーションがとれない場合は、自分の行動パターンを変えてみると、相手の感じ方もかなり変わるかも知れない。そんな可能性を見出すことができるはずです。

セルフ・サポート研究所のプログラムを体験してみたい、詳しく知りたいという方は、気軽にお問い合わせ下さい。

取材編集:佐藤勝

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