支援対象者と運営体制

通常、他施設の支援対象は当事者のみです。職員は過去に依存症に苦しんだ経験をもつスタッフ(リカバリング・スタッフ)によって運営されています。

セルフ・サポート研究所では経験豊富な臨床心理士が中心となり、弁護士やドクターと連携を取りながら当事者と家族の回復をサポートしています。また、同じ立場で依存症の苦しみを理解できるリカバリング・スタッフも常駐しているため、強力なサポート体制が整っています。

家族の変化から当事者を治療につなげる機関

家族支援の特徴としては、質の高いカウンセリングと、依存症の回復に欠かせない情報を家族教育プログラムで提供している点です。

「回復の流れ」のページでも説明しましたが、家族が集中してカウンセリングと家族教育プログラムを受けることによって、家族自身が変化し、その変化をもって当事者を治療につなげていきます。

家族と当事者、両方が学ぶ体制が整っている

当施設では当事者向けプログラムの提供と同時に、個々の家族の状況に即したプログラムを御用意しております。
セルフ・サポート研究所では家族のプログラムと当事者のプログラムが充実させるべく、家族と当事者が一緒に参加できるプログラムがあるのも大きな特徴です。

普段なかなか聞くことの出来ない、お互いの気持ち(当事者の思いや家族の本音)を知ることができるため、当事者にとっても家族にとっても一緒に参加できるプログラムは回復に欠かせないプログラムとなっています。

合同カウンセリングで回復のイメージを共有

家族や当事者に対して個別のカウンセリングを提供しつつ必要があれば、当事者と家族の合同カウンセリングをおこなっている点もセルフ・サポート研究所の大きな特徴です。

合同カウンセリングは、当事者の段階に合わせて、様々な目的でおこなわれ、当事者が治療につながったときや、金銭的な支援をどうしていくか、社会復帰はどのような形でしていくのかなど、大事な節目で回復のイメージを家族全体で共有していきます。

 

お問い合わせ先

ひとりで悩まずにまずは私たちにご相談下さい。
家族は被害者でも加害者でもありません。支援者です。
私たちは依存症の当事者とその家族の方を応援しています。
経験豊富なスタッフが丁寧にお話を聞かせていただきます。

 icon-phone-square 電話相談 03-3683-3231

 icon-clock-o 時間:火曜〜土曜 9:30〜18:30
※定休日(日・月)のカウンセリング応相談

家族の働きかけで当事者を治療につなげていきましょう

当事者の回復には次のことが欠かせません。

家族が依存症の正しい知識を学ぶこと
家族が当事者に対する適切な対応を学ぶこと

家族の薬物・アルコール・ギャンブルなどの依存症に対し、どのような対応ができるかを学ぶためのハンドブックを無料でダウンロードできます。